トイデジ Xiaostyle TDG-501(1)
LOMOやHOLGAみたいなトイカメラが一つの写真のジャンルとして盛り上がっています。普通の写真では失敗と言われる、けられ・ぶれ・変なホワイトバランスなどがいいという写真です。確かに、普通のカメラで撮ったきりっとピントのあったきれいな写真はすばらしいですが、昔の少しゆるいふわぁ~とした写真も味があります。
トイカメラで撮影したものを雑誌などで見ますが、ほんとに僕も好きな感じです。これを真似するために、PhotoshopのトイカメラプラグインやLENS IN A CAPなども使ってますが、やっぱり撮ったそのものがそういう絵になってくれるのが一番です。それにトイカメラであるからこそ、フィルム枚数気にしないで何枚も撮りたいものです。トイカメラこそ、トイ”デジ”カメラであってくれるとうれしいです。
そんな中、もう2年前に機種ですが、玩具メーカーのトミーが出したXiaostyle TDG-501がLOMO風の写真が撮れるとネット上で話題になっているのを発見しました。作例をみると確かにLOMO風の写真が撮れています。今時のカメラにしては不思議なくらいシャープに普通に写りません。ケータイカメラより変な写りです。カメラとしては失敗なんでしょうが、これがトイカメラの魅力ととらえる層には絶大な人気を持っています。
当然、もう発売完了で、オークションで高値で売買されていました。それをなんとかゲットした訳です。(高値でしたが、その中でも低い方ではありました)
前評判通り、電池も持ちはすごく悪く、マンガン電池では1分と持ちません!故障品か!と思うくらいです。アルカリ電池に替えるとそこそこ30分くらい、結局、エネループを使うことにして問題解決です。
とにかく小さく軽いので気楽に持ち運べます。1Dを持ち歩いてた身からするとケータイと同じくらいの感覚でポケットにいつも忍ばせておけます。
写りも評判通り、すごく変です。
まず、シャッターを押して実際に写るまでのタイムラグがあります。この性できちんとホールディングし、シャッターを押してもすぐには動かさないようにしないとぶれます。ホワイトバランスもとても変です。この変なホワイトバランスのまま製品化してことは信じられません。プラレンズで撮ったような柔らかい描写、色彩の低い性でレトロっぽい仕上がりになります。
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